土地の購入の際、売られている土地しか買えないため、早い者勝ちになってしまうのは、どうしようもないことです。
でも実際土地を購入しようとなると、全体資金計画など、色々と検討しなければならないことが多く出てきます。
それらすべてを検討して、いざ購入したいとなった時に、タッチの差で手に入らなかったというのは、正直つらいところですね。
そこで買主側を守るために、一般的に「買い付け証明」といわれる予約制度があります。
これが出ると、買主と売主は具体的な交渉に入るため、他の方は手が出せなくなります。
買主側は買い付け証明が受理されると、住宅ローンの事前審査などに取り掛かり、契約して大丈夫かどうかの検討に入ります。
検討の結果、購入できないこともあります。
しかしその場合でも、買主の方に負担が生じることはありません。
その変わり、その状態でずっとほっておかれては、売主さん側も売る機会を損ねてしまいますので、買付が有効な期間は1週間~10日ほど。
その間に具体的な検討をして、購入するかどうかを決定しなければなりません。
とりあえず情報収集をスタートしてしまうと、この短い買い付け期間では具体的な検討が終わらず、タイムアップになってしまったり、後々しまったと思う購入になってしまうこともあります。
だからこそ、情報収集を始める前のスタートアップが重要です。
もういつでも契約出来ますよ、くらいの準備が出来てから情報収集スタートでもいいくらいです。
土地を購入して家を建てるという計画の場合は、こういうスケジュールがとても重要になります。
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