他県からの電話

先日電話がありました。
遠く離れた県の方からでビックリしたのですが、
教えてほしいことがあるということでした。
 
お話をお伺いすると、
ある住宅会社で9月に契約をしたが、
進め方に不信感があるというものでした。
 
それはそうでしょうね。
やり方がむちゃくちゃでした。
 
9月の契約段階で、
土地は契約していない、いわゆる空中契約状態、
ローンの事前審査すら出ていない、
しかも何の裏付けもなく、大丈夫と言いきっている始末。
ふたを開けると、12月に入ってもローンの承認は出てなく、
土地契約のローン特約の期限すら割っている状態。
もうむちゃくちゃです。
お客様の家づくりを何だと思っているんでしょうね。
 
つくづく、マイホームプロデューサーの必要性を感じるお話でした。
お客様自身も、住宅会社から言われるがまま、
何が良くて何が悪いのか分からない状態で契約させられているわけです。
私が横にいれば確実に避けられた契約です。
 
数字が取れればいいという住宅会社や営業が、
いまだにいるのが悲しいことです。
逆に本当にお客様の為を思う営業がいるのも事実で、
そういう人の評判まで落としてしまうのは可哀そうでなりません。
お客様の家づくりを、ただの数字としてしか見ない営業は、
即刻住宅業界から去ってほしいものです。