セミナーを聞いて頂いた方は記憶にあると思いますが、プランや見積りを同時に複数社に依頼するのは、とてもいい方法ではありません。
これは、意図のある情報によって作られた間違った常識です。
セミナーでは、時間的な切り口から紹介していますが、今回は、ポテンシャルという側面から紹介します。
他の買い物と違い、マイホームは、別の会社で同じ商品を取り扱うということがありません。なので、単純な金額の比較というものが出来ません。
つまり表面的なものだけの比較ではなく、家づくりのパートナーとして、これから付き合っていく相手として、ふさわしいかどうかを確かめるのが契約前の段階です。
住宅営業も人間なので、同時に具体的な比較されていると、その相手が気になるものです。
一対一の時は10の気持ちがお客様に向くのに、競合他社がいると、そのうちいくらかの気を取られてしまうこともあります。
結果的に本来のポテンシャルを発揮できずに終わる営業もいます。
比較されたら燃えるという営業ももちろんいますが、そういう人は、契約がゴールで、その後が疎かになることもあったりします。
モノを売る営業とは違い、そのモチベーションによっても、全体の満足度が変わりうる家づくりだからこそ、この「相手も人間」という部分は大事だと思うのです。
やはり契約前の「家選び」の段階では、「建てたい家が建つかどうか」を明らかにしていく時なので、一対一で順番に向き合っていく「順番検討」の方がいいでしょう。
文字だけでは伝わりにくい部分があるかも知れませんが、ひとつのご参考にして頂ければ幸いです。
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