マイホーム計画をプロデュースしていく中で感じるのは、 危険察知能力が必要だということです。
そしてこれは住宅会社や不動産会社の各担当者にも言えることです。
この家に住み続けていく時に、どんな不具合が生じてきそうなのか、どんなリスクがあるのか、それが許容範囲なのか、そうではないのか。
そういう危険を察知して、お客様がそっちに進みそうになるのを、事前に防ぐ能力。
時に希望であったとしても止める勇気。
最終的には自己責任と言えばそれまでなのですが、お客様ははじめてのことで、分からないことも多い中、それぞれの道がどういう道なのか、道先を照らすということやどんな道があるのか選択肢とメリットデメリットを示すということがなければ、正しい選択は出来ません。
選ぶための材料が正しく示されなければならないということです。
長く住み続けるマイホームだからこそ、危険をいち早く察知してお客様にお伝えする。
それには、今までどれだけ痛い目に会ってきたか。
それに逃げずに真剣に向き合ったか。
マイホーム計画に対する姿勢が表れてくるのだと感じます。
私もたくさん痛い目に会ってきました。
多くの壁を乗り越えてきました。
今から出てくる困難にも立ち向かい、もっと危険察知能力を高めていきます。