家の中に取り入れる明るさには、二つあります。
一つ目は、直射日光。
これは誰でもイメージが出来ます。
影になっているかなっていないか。
土地や中古マンション、中古住宅、建売住宅などを見る時には、現地で確認することが可能です。
注意が必要なのは、見たときの直射日光は、一年中同じではないということ。
日の入り方は季節によって変わりますので、いい時なのか悪い時なのか、最悪な時はどうなるのかなど、複数の視点を持つことが大切になります。
ちなみに、最悪どうなるかというのは、ある程度計算で出せるので、私の場合は、方位磁石をもとに、最悪な時期に影がここまで来るということをお伝え出来ます。
もう一つは天空光。
直射日光が入っていない窓からも明かるさは入ってきます。
外部空間にある光、それが天空光です。
これがとても大事な明るさになります。
ポイントは、視線の入りにくい開放空間を作れるかどうか。
どんなに日当たりがいいところでも、周りから丸見えで、カーテンを閉めっぱなしでは、部屋の中は暗くなります。
視線をうまく避けながら開放出来る窓を作る。
そのためには、周りの環境、間取り、だけでなく、時には外構や植栽などを含めた計画が必要になります。
注文住宅の場合は、出来てみないとわからない部分が多いので、どれだけ生活目線を想定しながら提案を出来るかがポイント。
マイホームプロデューサーがいれば、複数の目を持つことができ、かつ先に外構などの検討もしてから進めていけるため、必要なところに必要なお金をかけていくことが可能です。
